受験は10数年前に終わった社会人です。<BR>最近,紙と鉛筆を使って問題を解いていないなぁと思い,暇な時にでも<BR>パズル感覚で楽しもうと思って買ったのがこの問題集です。<BR>問題数が比較的多いですが,一問一問は小問なので時間は掛からないでしょう。<P>この問題集をやるときに注意したいのは,この問題では何がポイントか?<P>を意識することです。計算力が必要な問題はないので,それが理解できれば<BR>繰り返す回数は重要ではありません。<P>見事なほど全ての問題にポイントがひとつづつあります。<BR>特に波動分野は絶品ですね。波動が苦手な人は”式”にこだわるあまり<BR>図を描いて解決することに不慣れな人,現象をイメージできていない人です。<P>著者のいう”数式よりも図で”はまさに名言です。<P>微積を駆使した物理もエレガントで楽しいですが,理学系ではなく工学系に<BR>進む人ならば社会人の一般教養として物理はこのレベルで十分ですよ。
内容については他の方々が語っているので今更語る必要はないでしょう。<BR>星5つどころではありません。<BR>星10ぐらいです。
今受験の真っ只中にいる高3のヒロですが、物理は現象の根元にある部分を押えれば、難問でも解けるようになります。よく世間一般にいわれる物理の難問とは、センスを必要とする問題と重要なテーマがいくつも入っている問題とに分けられます。センスの必要な問題はしょうがないですが、重要テーマどっさり系の問題がくれば恐くありません。また、このエッセンスは問題の質が非常によく、物理を得意科目にしたいと思う人にはぜひおすすめです。