副題が示すとおり、魅力ない商品をいかにセールスするか、という事がテーマですが、これは面白い。<P>人気のないスポーツチームをマーケティングの力でいかに魅力あるようにみせるですが、出来るんですね、こういう事が。方法はともかく、言ってる事はマーケティングのどの本でも言ってるような、わりと当たり前のような気がする改革案だったりするんですが、まあ間違いなく日本のプロスポーツのどの試合観にいっても出来てないですね、こりゃ。<BR>そういう意味では非常に身近な事例を挙げて説明してくれるので頭に入りやすいです。<P>しかし、マーケティングによって商品が変わらなくってもここまで変化するのか、というのを見せられるとちょっと恐ろしい。と、いうか、スポーツチームに限らずこれだけ世間!は顧客の側に立ったあたりまえのことが出来ていないのかと思うとちょっと情けない。
成績も最悪ならファンも離れ、潰れそうなスポーツチームをいかにして再建したか? スポーツビジネスのドキュメンタリーとしても非常に面白く、同時にあきらめないビジネスのルールがわかりやすく語られています。 非常にいい本だと思います。
タイトルがユニークだったので手にとって見たが、 内容はマーケティングの魂を描いたもののようで 非常に役に立った。どんな商品も「高い」から、または「必要でない」から等、売れない理由が山ほどある。 それを乗り越えるにはどうすれば良いのか、その手ほどきがここにある。