最近韓国ドラマが日本で大ブームになっていますが、私もはまってしまいました。そこで一体韓国って本当はどんな国なのかが知りたくてこの本を読みました。なるほど、韓国と日本は歴史的に見てもいがみ合っている部分はありますが文化的には近いのかと思いきや、結構異なる部分もあるのだと新しい発見がありました。この本を読んでから韓国ドラマを見るとまた違った新しい発見ができると思います。
呉善花の今までの集大成のダイジェスト版だ。韓国人の中身を知る上でも、単なる日韓の比較文化論として読んでも面白い。今まで何十冊と韓国関連を読んだ人にも、初めて韓国関連の本を手にした人にも分かりやすく、日韓の違いを理解するのに役立つ。後半の日韓の慣用句の違いは、ある程度韓国語を使える人にとって、更に自然な韓国語での会話ができるようになる役立つ情報だ。<P>私個人的に呉善花の書物は大好きでかなり読んでいるが、初期の頃に書かれたものは、かなり刺の有る文章と言うか、読んでいてイタイと感じることが多かった。すごく感情に訴えかけるような文章だった。それが20年日本に住んで、日本人的な客観的な見方・書方が身について来たようだ。今後もずっと活躍して欲しい。