なかなか圧巻です。トークのノウハウだけではなく、営業としての感性を学ぶにも最適です。それほどページ数を費やしていないけれども、営業としての価値観をうたっている部分が非常に良いと思います。<BR>友人十数人プレゼントしましたが、とても喜んでくれました。<P>スキル、テクニックも参考になりますが、それ以上に、この本には営業に対する思いやりが感じられます。
実際のトークなどの事例が満載です。「実践力がイチから」と副題にも書いてあるとおり基本をふまえるためや、自分のパターンにはまって抜け出せない状態の営業マンに使用して欲しいテキストですね。実際にこの本の特徴はノウハウ論にあるのですが、わずかなページしか使われていない「考え方」の部分にもかなりの重要なポイントが集中しています、この構成だとサラッと流して読んでしまう方が多いのではないでしょうか。さすがアチーブメントの出身だけあって社長の青木仁志さんの本と大きくダブる部分が多いのですが、この松田友一さんの本のほうがポイントをうまくしぼり込めているなど、わかりやすさ、使いやすさの点で大きく軍配が上がります。もしあなたがノウハウの構築の為の本をお探しであれば営!担当、営業マネージャー、教育担当の方にお薦めの本です。いずれにしろこの手の本は、「実践したい段階で参照する」という使用方法をお薦めします。もちろん自社のパターンにあったように書き換えることが必須なのでノートとペンを忘れずに。
類書はたくさんある。しかし、中にはこの著者は本当にお客さんに接したことがどれくらいあるんだろうかと思わせるような、「机上の空論」的な内容の本もある。<P> また、「論戦に勝つ」ためのトーク集のような本も少なくない。お客さんを論破するのが営業トークではない。<P> 著者からは営業マンに対する愛情といったものが感じられる。地に足が着いた、現場の分かる著者の本というのが、もっとも役に立つ本だ。