ただ単に毎日掃除をしていれば良い事が起こる<BR>という表層的な見方や低次元な考え方ではなく<BR>平凡な事を毎日続けることで非凡さが養われるという<BR>簡単なようで深い内容。<P>それを何十年にも渡って、しかも大企業の社長という<BR>立場になられても実践されていた著者に心から尊敬の念を抱いた。<P>最近はいろいろなノウハウやメソッドがある中で<P>それを知ることができる機会も増えている。<BR>しかし、一つ一つのノウハウを活かす場を作れているだろうか?<BR>難しく考えすぎて試さないうちにノウハウが色褪せていく・・・・。<BR>そんなことも多いように思う。<BR>やはり続けるということは偉大なる力を自分に与えてくれる<BR>という実感を持つことができた。<P>微差、僅差を積み重ね、人を喜ばせ、打算があっては続かない。<BR>不合理を押し付けず、すさんだ会社にしない。<BR>良い縁は放っておくと薄くなる。<BR>など、この薄い本から得られる事は非常に多かった。<P>最後の対談でも株式公開にあたってのエピソードがあったが<BR>それにも本当に驚かされた。本当に素晴らしい本なので お薦め。
私はこの本を読んで、掃除や他の小さなことに対する気持ち・取り組み方が変わりました。<P>大学で環境化学を専攻させていただいていますが、毎日のちょっとした掃除に取り組むようになってから、<BR>自分が研究しているデータの小さな変化にもよく気が付くようにさえなりました。<P>何か大きな事をしないと、人の役に立たないと勘違いしていた自分に気付かされ、<P>笑顔、挨拶、スリッパ・靴並べ、ゴミ拾い、etc.小さなことで人の気持ちを<BR>癒すことができることを学んでいる毎日です。
この本は小さな事,当たり前と思っていることの大切さ。(凡事)<BR>また,それを一生懸命すること。(徹底)<BR>2つの大切さをあらためて感じさせる本です。<BR>小さな事に感動する・感謝する。人の心を磨くことの大切さがわかります。<BR>21世紀のこれからの教育に是非取り入れていただきたい考え方です。<BR>小さな事を馬鹿にする,適当にごまかして終わらすことが<P>周りを見ても増えてはいないでしょうか?<BR>これを読んで<BR>著者の言う「凡事徹底」のすばらしさを知ってください。