プレイ・ザ・アルトサックス―はじめてのチャレンジ みんなこんな本を読んできた プレイ・ザ・アルトサックス―はじめてのチャレンジ
 
 
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プレイ・ザ・アルトサックス―はじめてのチャレンジ ( 菊地 康正 )

「この教則本と出会えた君は幸運である。私の言う通りにやってごらんなさい。絶対上手くなれる!」<BR>という書き出しで始まるこの本、どこかうさんくさそうな匂いがしないでもなかったが、中を読み始めてビックリ。いやいや、これが楽しい。飽きない。教則本といえば、どこか堅苦しい内容のものばかりだが、この本は一味違う。<P>退屈しそうになったときのために、著者のよもやま話しなんかもあったりして、飽きさせない内容になっている。<P>絶対に見逃せないのが解説用に掲載されている写真。著者自身の写真で、呼吸法だのサックスの構え方だの運指の方法だのが載っているのだが、これがなぜか笑える。ときには、波止場でスーツ姿のリーゼントおにいちゃんがサックスを吹いている(もちろん、これも著者自!身)。受けねらいなのか、心をなごませてくれる。また、その横で怪しげな女性が音に合わせて踊っていたりもする。なん、なんだ!これは。いやいや、やはりだまされて買ってしまったのかな・・・。<BR>序文の最後にはこうも書いてある。<BR>「必ずや予想以上の成果が君を待っている」<BR>うむ、やはりだまされたと思って最後までやりとおさないといけないみたいだな。

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