こういうことだったのか!まさにそれが読後一番の感想です。巷にあふれているエストロゲンとプロゲステロンの情報を根底から覆す一冊でした。個人的には子宮筋腫で全摘を考えていた身にとって救いの本となりました。書かれている通りに実行して効果があったことはもちろん、リー博士の、更年期に対する肯定的な捉え方は、この年代にさしかかった女性にとってはとても勇気を与えてくれるもの。巷にあふれる女性ホルモン礼賛情報のみに振り回されないためにも、あらゆる年代の女性に一読の機会を持ってほしい、と思います。
前作と比べると、一般的で、ふつうの人も読み易い内容になっている。<BR>英文タイトルを見ると、前作にメノポーズ(更年期)という単語が入っているのに対して、本書はプリメノポーズ(前更年期)。<P>実際そのような対象を前提に書かれているのだが、それはあまり重要でない。<BR>いずれにしても、女性のホルモンバランスとその治療法について、画期的な内容なのだ。<BR>今回は、より平易に、より一般的に書かれている。とはいっても、まだけっこう難しいが。<BR>ホルモンとは何ぞや、という部分を根本的に深く理解したい人は「正」から、<BR>とりあえず、より広範囲の症例を中心に知りたい人は「続」からどうぞ。<P>とにかく!<BR>読めば婦人病で後悔しなくなる。<BR>読まなければ後悔するかもしれないのだ。
おんなの体は、医者でもなく、テレビや週刊誌でもなく、自分自身で守らなきゃいけませんよね。エストロゲンとプロゲストロン、全部、間違って逆に伝えられていて、恐ろしい。日本のお医者さまも、何割がホルモンについて正確に理解していることやら。みんなその場主義の保身になって、また女の体がもてあそばれていますね。