仕事でオーストラリアに行くことが度々有り，日本の米語教育に慣れ過ぎて，イギリス英語が聞き取りにくく感じたものです。（と言っても，生粋のオーストラリア訛りはさらに聞き取りにくいのは皆さんご承知の通り。）移民の多い国では，「標準的な英語」とは，発音が一語一語はっきりしたイギリス英語に近いものであると聞いたことがあります。かつてのイギリス占領地が多いせいかも知れませんが...。ハリポタも４巻全てテープで聞きましたが，魔法用語がわからないと理解不能ですから，こちらのシリーズの方が，内容が大人向きで，テキストも親切にできていますので，イギリス英語を聞きたい方は，５つ星でオススメします。ただし，私はテキストはできるだけ見ないように頑張りました...
英語の授業で科学関係の教科書を使っているのでこちらにしてみました。テーマも普遍的で興味がもてるし、問題は難しくはなくきちんと内容と単語を理解しているかを問われますので、充実感があります。<P>ほかの教材がほとんどアメリカ英語を基本としていて、このままでいいのか悩んでいたのでちょうどよい感じです。もちろんアメリカ人の発音がわからなければ洋画は理解できないので、アメリカ英語を聞き取れるようになる必要はあると思いますが、イギリス英語を同時に聞いてもさほどの混乱はないでしょう。<P>グラマーの本を選ぶときでも英米の違いを問題にしている人がいますが、基本的にグラマーに違いはないそうです。時事英語の最終号でも対談のテーマになっていましたが発音と多少の単語の用法の違い!外、ノンネイティブが問題にするほどの違いはないとのこと。その違いが気になって仕方なくなってからこだわればいいのではないでしょうか。<P>アメリカ英語の丸くてリエゾンが多く流れるような発音に比べて、イギリス英語はスタッカートが効いたメリハリのある言葉です。確かに文章によってはノンネイティブにもわかりやすいかも。<P>BBCで本物のニコラ・カーズローさんを見てみたくなります。
イラク戦争におけるアメリカメディアの偏向を見ると、BBCのNEWSの内容の上質さが浮き彫りになります。その上質さが反映されたテキストです。具体的な内容は、「英国内におけるアジア人への臓器提供の現状」「遺伝子組み替え作物」「乳ガンの治療の遅れ」などであり、日本語でも興味の持てる内容だと思います。また、この本は「科学・環境」ですが、他にも数種類出ているので、関心のあるテーマが必ず見つかると思います。最後に、BBCですのでイギリス英語です。注意してください。
