昭和22年に発行された社会科の教科書ということで、<BR>現行の制度とは多少違っている部分があったり、<BR>「この表現は…(-_-;)」というような部分もあったりしたが、<BR>やさしいことばで、わかりやすい例を多用して書かれていたので、<BR>憲法ビギナーの私にもとても読みやすかった。<P>仕事上、子どもに社会(公民)を教える機会もあるのだが、<P>これからを担う子どもたちにしっかり理解して欲しいと思う反面、<BR>自分の語彙の少なさやことばの辿々しさが歯痒かったりもしたので、<BR>この本のような、やさしい語り口は本当に良いと思う。<BR>同じシリーズで「日本国憲法」というものも刊行されていると聞いた。是非読んでみたいと思っている。
1947年から1952年まで使用された、新憲法(日本国憲法)の内容をわかりやすく書いた当時中学1年生用の教科書の復刻版です。<BR>とても易しく書かれていて、子供に読み聞かせても十分内容が把握できます。<P>衆議院とか参議院は小学校で習ったなあ。でも大上段で「日本国憲法」のことを習ったのはいつだったかしら?あ、あれ・・・?わかんない。司法試験にはたしか「憲法」って科目があるんだよね。あれ?あれれ?<P>・・・というていたらくの私でしたが、このシリーズの第一弾「日本国憲法 付教育基本法・英訳日本国憲法」と一緒に読みました。<P>きちんと知らなかったことが恥ずかしいです。<P>廉価です。お子様がいるうちもいないうちにも、ぜひ一冊!お勧めです!
わたしは 昭和30年(1955年)に中学を卒業しましたが、この本があったことを、今日まで知りませんでした。多感な少年期に、これを読む機会があったならと、残念でなりません。孫たちにしっかりと、読ませます。