この本を読んで、どうして、この人とはうまくいかないのだろう、どうしてこの人とはうまくいくのだろう、ということが本当に、心からよくわかった。考えてみれば、ものの捉え方とか、見方とか考え方って、自分のものが基準となっているので、他の人が、まったく違う捉え方をしているなんて、思っても見なかった。この本を読んでから、人との関わり方に「工夫」ができるようになった。おかげで、人とのコミュニケーションがすごくうまくいくようになった。誰もが読むべき1冊。
「同じ言葉で話しても同じように伝わらない」って感じたことはありませんか?今までは相性や価値観の違いって思ってました。<BR>しかし、この本を読めば同じように伝わらない理由が解かります。まずはCSIというプログラムを用いて自分自身のタイプを知り、後半はそれぞれのタイプに対してどういったアプローチを取るのかを学びます。<P>読み終わる頃には、職場や友人のタイプがイメージ出来ているハズですから、今までよりも「うまく伝える」自信が出ること間違いなしです。
本書は人間を4つのタイプに分類し、それぞれのタイプの人間とどのような形でコミュニケーションをとっていけばよいかを丁寧に論じている。そのタイプとはコントローラー、プロモーター、サポーター、アナライザーの4つである。もちろん、全ての人がこの4つに綺麗に当てはまるかというと、そうではないだろう。しかし、自分がコミュニケーションが上手くいかなかったと反省しているケースなどを思い浮かべてみると、本書が指摘しているような失敗を犯していたと感じることも多く、参考になったと思う。人付き合いの1つの方法論として知っておいても損はないだろう。内容的には面白く、とても読みやすい本である。