基本的にビジネス書の分類になっているが<BR>夫婦や恋人同士、家族、親子、同僚といったあらゆる人間関係において<BR>根本的な問題を認識できるのでコミュニケーション本と言った方がいいだろう。<BR>自分を主人公に置き換えて考えてみると思い当たる節がたくさんあり<BR>自己欺瞞や自己正当化といった言葉が抵抗なく入ってくる。<P>物語になっているおかげで非常に入りやすくなっていると思う。<P>人間は本能的に自分を一番大切にするので、まず自分を守ろうとする。<BR>その手段として自分を鍛えて強くなろうとしたり、他人に負けてはいけないと頑張って<BR>無敵でありたいと願うところがある。<BR>でも、自分を守るために一番良い方法は周りを敵にしないという方法もある。<P>周りに敵がいなければ、それも別の意味で無敵の状態なのだ。<P>結局、自分では自分が見えていないということに気づかないと<BR>問題は何も解決されることがない。<BR>このレビューを読んで「そんなことはない」と思ったなら<BR>是非、この本を読んでみて欲しいと思う。<BR>自分もそう思いながらこの本を読み進めたが<BR>見事にそういった疑問に答えながら物語が進み、<P>それに伴って自分の理解も進んでいくようにできている。<BR>素晴らしい本だった。
ビジネス書のようですが、夫婦仲が悪くなったときに読んでいます。<BR>私自身は、ほっておくとすぐ“箱”に入ってしまうので、本を読むたびに思い出します。きっと死ぬまで何十回と読むことになりそうな気がします。<P>お互いへのいらだちが習慣化されてしまっている夫婦の方はぜひ読んでみてください。夫婦間だけでなく、親子間など親しい人との関係をよくするために大変役立ちます。
ストーリーがおもしろい、こんな会社が実在すればいいのにと思いました。<BR>メッセージが分りやすく、かつ役に立ちます。<BR>すぐ読めます。<BR>読むのに丸一日かかるような本を買うよりは、こちらの本をお薦めします。