文法って膨大でつかみ所の無いものだと思っていました。でも、本書を読むことで、文法の大まかな骨格をつかむことができました。(でも品詞に関しては、さらっと書いてあるだけなので『英語「超基本」を一日30分-尾崎哲夫著』で足慣らしをしました。)<P>この本で基礎を固めた後に、文法問題集をやると、それまでは闇雲だったものが「ああ、あの項目に関する問題だ。」と分かるようになりました。<P>あくまでも、文法を理解するための本であることをお忘れなく。TOEICで点数を取るには、別途問題集をやる必要があると思います。
あえて言わせて頂きたいのですが、僕は英語圏に育っていない人にとって<BR>英語は「まず文法!!!」だと思っています。単語、聞き取り、発音ももちろん大切なのには間違いありませんが<BR>それらをつなぎ合わせて初めて英語になることを考えたら、それをつなぎ合わせるためのルール=文法は絶対に重要なのです。<P>なぜか、日本の受験英語の中では、その大切さにもかかわらず、冷たくあしらわれている文法ですが<BR>それは「文法」という呼び名が悪いのではないでしょうか。なにかややこしい重苦しい、そして役には立たない響きに<BR>なってしまっているような。教師達の教え方もいけないのでしょう。文法を押しつけるような・・・。<P>とても、文法にとってもそれを学ぶ側にとっても不幸な状況だと思います。<P>!ところがこの「はじめからていねいに」はそういう雰囲気を吹き飛ばしてくれますよ!!<P>それこそ、ていねいに文法の大切さと、また、身に付ければとても強い味方になるということを<BR>ほんとにしっかり教えてくれます。文法しか知らないと意味はないですが、まず、文法ありき、です。<BR>「文法」というとやる気を奪ってしまいそうですが、そんな人こそ、この本を使ってみて下さい。<P>目からウロコ、空から雷、竹やぶからシマウマ、いや、失礼。ほんとに驚くほど「あれ?文法ってこれでいいんだ!」<BR>と思わせてくれる参考書だと思いますよ!!
この一冊があれば、英文法はすべて網羅することができると思います。<BR>本当に基礎的なことから解説してくれています。<BR>英文法が全く分からない人の「文法の先生」になることもできますし、<BR>学習中に何かわからないことがあったら、ここに戻って確認する、というように、<BR>「文法書」としての使い方もできます。<BR>私の英語の学習には欠かせない一冊です。