アメリカは契約社会と言われていますが、情報システム投資についても全く同じであるということが、この本を読むと良く分かります。<P>そういう意味で、この本では仕様をいかに伝えるかという部分よりもむしろ、契約時のトラブルをどうやって少なくするかという部分についてスポットを当てているような印象で、それに関する記述がいたるところにちりばめられています。<P>日本ではその商習慣ゆえRFP自体はまだまだ軽く扱われているようですが、いずれここに書かれているようなRFPが必要になる日が来るのかもしれません。<BR>RFPを扱った類書は他にないため情報システムに携わる方は読んでおいて損はないかも知れません。
実際にはあまりなじみのない(というか面倒でやっていないだけ?)<BR>RFPについて詳しく記載されています。<BR>例文や定型フォーマットが記載されているので実践的です。<BR>システム導入担当者の方にはしっかり読んでぜひRFP作成を<BR>実施して頂きたいものです。<BR>SEの方も非常に参考になります。本来、発注先が書くものですが、<P>逆に考えるとRFPに記載するべき内容が明確になっていないのに<BR>設計・開発なんてできない訳です。ぜひ読んでみる事をオススメします。