ソナタに登場する色々な人の心情がとても良く描かれており良かったです。それに不可能の家でハッピーエンドを迎えたその後が もう少し先を見てみたかった私にとって 完成 完全版となって 読ませていただき 大満足の本でした。 宝物が一つ増えたような本でした。ぜひ冬ソナ ファンの方なら 持っていたい、読みたい本でしょう。
最高!!初めから涙なしでは読めず、一気に読み終えました。映像がそのままよみがえり、あくまでジュンサンの優しさが見えてきて、これがほんとに続きなんだと思いこませるほど、すばらしかった。<BR>あれからの二人が、どうしたのか単純に気になる方にはおすすめ。<BR>でも涙で文字がにじんでよく読めませんよ。
この本は「冬のソナタ」をみた韓国人がその思いをよせたメール集です。<BR> それにしても、H.N(handle nameの略)「隠れた家探し」さんの撮影場所の特定に懸けた情熱は大変なものです。捜索時間と交通費用だけでも大変だったと思います。<P> 一方、H.N「コーヒーの香り」さんの「不可能な家」での再会後のストーリーは私的には不満です。作品全体の流れから考えてかなり平凡な感じがします。H.N「ラブレター」さんの6人家族説も同様です。<BR> 韓国人がこれ程までにやるのであれば、日本人の私もその後のストーリーを考えないわけにはいきますまい。以下にその概略を示します。<P> 不可能の家で再会を果した二人だったが、ジュンサンのアメリカでの手術は思わしくなく余命幾ばくも無い状況であった。この事実は母のミヒしか知らないことであった。<P> 時おり襲う身体の異常、失明したジュンサンは死が近いことを悟る。そしてユジンに僕にかまわないで幸せになって欲しいと告げるが、ユジンはそれに応じようとはしない。母ミヒも献身的につくす彼女を見かねてジュンサンから手を引くようにとせまる。そして真実を話す。<P> ユジンは驚き狼狽えるが、悩んだ末ジュンサンとの結婚を決心する。ほどなく、彼女は身ごもるが、残念ながらジュンサンはこの世を去ってしまう。それから数カ月後、女子を出産する。<P> 設計事務所で働きながら懸命に子育てをしようとするユジン。しかし、自立しようとする女性に対して韓国社会は冷たい。そんなユジンの姿にミヒは昔の自分の姿を重ね合わせる。<BR> 数年後、ユジンはヒョンなことから海外の仕事に自分の活路を見い出す。<P> そしてその日、仕事を終え、いつものように託児所にわが子を引き取りに行くユジン。二人が家路についた時、雪がちらつき始める。ユジンはふと昔を思い出し、昔ジュンサンから聞いた「ポラリス」の話を我が子に聞かせる。親子は街路の奥へと静かに消えていく。<BR>完