1年くらい前に買って、読もうとしてもなかなか読めなかった本。<BR>「道徳的であるということは、自分が悟った最高の原理に照らして行動しているという理念を信念として生きることです。それは、たとえば人にやさしくするということであり、人の役に立つということであり、哀れみの心を忘れないということです」<P>「主義・主張はどうでもよいのです。大切なのは、日常の行ないです」<BR>……まわりの人と相入れない孤独の傷みに襲われたとき、すらすらと読めました。<BR>生きることは苦しみを乗り越えることであり、自分を生きること・生かすこと。<BR>命は永遠であり、死は忌み嫌うものではない。<BR>時に厳しく、表層にとらわれないおおらかな生き方を語ってくれます。 <P>苦しいときほど読んでほしい1冊です。
感想はもう一冊の方に書いたのと変わりなく、シルバー・バーチの厳しくとも断固たる言葉は、自分の生き方を考えていく中で、とても心に響くということです。「なんでこんな人生送ってんの~」とか「戦争はじまっちゃってつらい、やだなー」とか、その他人生や社会に起こる色んな問題に直面した時、是非手にとって読んでいただきたいです。現在の狭い視野を打破し、自分の小ささを知り、その上でいかに生きていくか、誰にとっても課題ですよね。そんな時シルバー・バーチの言葉は強力にバシバシ打ち付けられると思います。<BR>私は単なる一般人で哲学者でもモラリストでも宗教家でもないし、ニューエイジも興味ないけど、ごく普通に生きてく普通の人生の道しるべとして、<P>国境を越え文化を超え、地球のすべての人に読んでほしい、心からそう願います。