本書は「読書のすすめ」の清水さんが設立した「NPO法人読書普及協会」が中心になって出版された本となっていますが、「読書のすすめ」は本の品揃え、陳列方法、POPを見るだけで、良書への熱意、情熱が感じられる素晴らしい本屋です。特に「人生を好転させる本」が充実しております。さて、本書では読書の素晴らしさを6人の方が語っている内容ですが、ポイントをまとめると<P>①尊敬する著者の本を多数読むことで自分専用のメンターができ、意思決定の幅が広がる。~本田さん<BR>②素晴らしい文章をメモする。座右の書を読む。~七田さん<BR>③アウトプットを前提に、ツボを押さえながら読む。宝地図を作成する。~望月さん<BR>④自分の仕事にあったテーマで集中して読む。~斎藤さん<P>⑤本を通じて先人の考えを知ることができ、自分の考えを多くの人と共有することができる~ハイブロー武蔵さん<P>読書の重要性を様々な視点で認識できる本ですが、「良書によって世の中を良くしたい」という思いが伝わってきます。また、各自表現方法は違いますが、幼少期の伝記の大切さなど、多くの共通点に気付きます。本田さん、望月さんが推奨する「フォト・リーディング」は数ある速読法のなかで最も体系的、論理的にまとめられているので、とても分かりやすい速読法です。「フォト・リーディング」にご興味のある方はフォレスト出版の本をご参考にして下さい。七田先生の右脳学習法と手法はかなり共通していますので、七田先生のファンであればすぐになじめる内容です。
本が届いてパラパラとめくったときには、ふざけた感じがして「あぁ、またはずれだった。。」と思ったが、一気に読み終えた今では、ひさしぶりにアタリだったと思っている。複数の著者の「本に対する思い」が伝わってきて(本田健氏はあまり好みではないが)、自分が本好きであったことを思い出した。 一番印象に残っているのは、斎藤一人氏の「自分に必要のないことばかりに興味を持つ人は…」という内容で、耳が痛いというよりも頭をガツンとやられたような衝撃を受けた。 他の人のレビューにもあったように、著者の本の宣伝?という印象のものもあるので、評価が分かれるのだろう。
その分野で著名な方々の読書に関する考え方、やり方、楽しみ方、そして読書を通じての素晴らしい人生について語られています。<BR>本っていいですねぇ。