潜在意識を使う方法などは、心理学やセラピーの手法ではあたりまえになっていることですが、それをビジネスに応用し、しかもわかりやすく書いているのはお見事。<P>テクニックを知識として知っていることと、実践して知恵に変えているのとは大違いです。<P>神田メソッドは読むだけじゃ役にたたない。<BR>知識が欲しい人は、買ってはいけない。<P>だまされたと思って実践する人には買いです。
読んで全く損はありません。<P>たしかにポール・シーリィーなどの著書の内容が多く含まれています。<BR>しかし創造的な発明が、もとからあるものを改良して生まれることが多いことを考えれば、そんなに批判されるべきことではありません(もちろん本書が創造的であるとは言いませんが・・・)。<P>「やりたくないことを書き出せ」という提案はすぐれていると思います。<BR>やりたいことを明らかにしろと書かれた自己啓発書は、すでに大成功した著者によって書かれることが多く、やりたいことを挙げてみたとしても、その内容は建前的なものになりがちです。<P>建前の望みは、現実的で世俗的な望み、たとえばお金や名誉に関する望みと矛盾し、それによる自家撞着の中で読者は自己嫌悪に陥ってしまうことが多いのではないでしょうか(私はそうでした・・・)。<BR>やりたくないことを書き出すことで、世俗的なものも含めた自分の本当に求めるものを相対的な形で明確にできると思います。<P>「自分にかける催眠術」などについても、実際どのように成功のイメージを描くのかといった具体例が多いのでまあ分かりやすいでしょう。<P>ただ成功法則の本の中にセールスを入れるのは、明らかに的外れだと感じました。<P>言葉遣いは決して好きではありませんが、意図的ということですし(249ページ)、まあ面白いと言っておきましょう。<P>建前ばかりの自己啓発書に嫌気のさしていた人にはお勧めです。<P>結局、成功本というものは、そこに書いてあることを実践してその結果何がどう変わったのかという点以外からは、その良否を判断できないでしょう。<BR>潜在意識を利用するなんていっても、信じられなくて目標を書くことさえしない人だって多いんでしょうから。<P>自己啓発書を本当に生かすには、まず行動してそれを継続することが大事だなと改めて感じました(自戒の意味も込めて・・・)。
今まで成功法則の本はあまり読んだことがなかったのですが、<BR>この本はえらい実践的だなぁと思いました。<BR>具体的に手順を書いてある本は初めてでした。<P>「パクリだ!」など賛否両論あるみたいですが、<BR>私は初めてこういう具体的な本を読んだので、<BR>とても参考になりました。<P>とくに目標を書いて持ち歩け!というのは、とても参考になりました。<P>今まで夢はあっても、それに近づくために普段は意識していないので・・・。<BR>しかし、クリアファイルを持ち歩いてから、カバンを見る度に、<BR>いくつもの夢を思い浮かべることができるようになりました。<P>こういう本を読んだことのない人にはとても役立つ本だと思います。<BR>出会えたことに感謝です。