こうすれば組織は変えられる!―「学習する組織」をつくる10ステップ・トレーニング みんなこんな本を読んできた こうすれば組織は変えられる!―「学習する組織」をつくる10ステップ・トレーニング
 
 
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こうすれば組織は変えられる!―「学習する組織」をつくる10ステップ・トレーニング ( ピーター クライン バーナード サンダース Peter Kline Bernard Saunders 今泉 敦子 )

「経営学」と「教育学」を組み合わせた本にめぐり合ったのは初めて。<BR>理論書としてだけでなく、実践書としての価値が非常に高い。<BR>「トップダウン型」のマネジメントでなく、社員自らが学び「文化」を造りだす環境づくりが大切なことと思った。<BR>企業だけでなく、あらゆる「組織」に通用する属する方々にお勧めしたい良質な実践書です。

教育というテーマで本当に分かりやすく<BR>具体的に実践できるノウハウを含んだ本が<BR>他にあるのでしょうか?<P>実際に分厚い本なので、本が苦手な方には<BR>敬遠されてしまうかもしれないですが<BR>チャレンジする甲斐は十分にある本だと思います。<P>グッド&ニューやシンク&リッスンなど<BR>小学生でもできるような手法を気恥ずかしいと思わずに<P>導入する勇気さえ持てば、組織といわず人間関係を<BR>すべて改善できるのではないでしょうか。<P>さらに多重知識理論に関しても<BR>非常に学びになるところがあって<BR>組織論としても教育書としても最高でした!

このところ会社の改革についての本を本当にいろいろ読んできましたが、この本以上の本に出会ったことはありませんでした。<BR>企業文化、風土を変えようとしてあがいている会社や、人々がたくさんいると思いますが、この本の「学習する組織」をつくる10ステップに真剣に取り組めば、日本の企業も本当に変わるのではないかと思います。<P>それだけ、これまでの実際のトレーニングなどで積み上げられたノウハウが満載されているのです。<BR>日米のマネジメント環境の差など問題だと感じさせないすごい本です。<BR>企画、人事はもちろん管理部門の方、ナレッジ・マネジメントに興味をお持ちの方、会社を変えようと努力している方などに、なにをおいてもお読みいただきたい本です。

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こうすれば組織は変えられる!―「学習する組織」をつくる10ステップ・トレーニング&nbsp;&nbsp;&nbsp;本書は、「学習する組織」への変革について、この分野のコンサルタントが書いた手引書だ。いわゆる「コンサル本」だが、MBA的な議論ではなく、泥臭い実務書である。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;本書では、学習のための哲学と習慣を組織が身につけるための10のステップが提示されている。このステップを順序よく踏めば「真の学習する組織」になるというわけだ。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;これからの職場は、家にいるときと同じような感覚で過ごせる場所でなくてはならない、と著者たちは言う。すなわち、皆が一緒に活動するのを楽しみ、さまざまなことを共有し、クリエイティブでいられる場所。チームワークで目的を達成し、同時にひとりひとりが率直でいられる場所。これからの職場は、そういう場所でなくてはならないという。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;組織学習へ向けて著者が提示する手法は、すべて当たり前に見える。けれどもその当たり前のことを実践させるために、じつに細かい工夫が凝らされている。「リフレーミング」と著者たちがよぶ手法は、その例だ。これは目の前の現実を新たな視点で見つめ直し、さまざまな事実の中からポジティブなものを拾い上げ、ネガティブなものを後方へ押しやる作業の意だ。そのための「グッド&ニュー」(メンバーひとりひとりに、過去24時間以内にあった良い出来事を話させるもの)という手法もおもしろい。ゲーム仕立ての工夫がたくさん紹介されている。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;説明に使われているエピソードもおもしろい。マクドナルドで働いていたひとりの女性は、客に釣銭を渡すとき、右手で釣銭を手渡しながら、必ず左手で客の手を下から包むように支えることにした。このささやかな行為は、客を喜ばせ、他の店員にも影響を与え、店の雰囲気を一変させたという。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;この本は、読んでいてさわやかな本だ。きっと、人間の対するポジティブな信頼がベースにあるからだろう。アメリカの産業の「草の根」の強さといったものを感じさせる本でもある。(榊原清則)
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