容姿は言うまでもないが、松坂慶子の声は官能的である。愛の水中花をBGMにこの写真集を鑑賞するとクラクラしてくるのと同時に、何とも癒された気分になる。乱れ髪が芸術になるには豊饒な肉体が不可欠であり、裾の乱れが絵になるには修羅の肢体が必須である。なかにし礼の詩を朗読する音声入りDVDを企画すれば…
<BR>松坂慶子写真集を見た。 <BR>そして、感動した。 <BR>これはエロい。ものすごくエロい。そん所そこらのエロとは一線を隔している。<BR>どうしたのだろう。 <BR>桜鬼。 <BR>こんなに妖艶な写真があるとは知らなかった。 <BR>はじめの写真で松坂慶子に見つめられたような錯覚を覚え、僕は <P>もうすでにこの写真集のとりこになっていた。 <BR>きれい。 <P>桜鬼。 <P>「桜の木には桜鬼と呼ばれる魔性の女がひそんでいると昔から言われるが、満開の花をつけて立ちはだかる千年桜のその姿は、まさに桜鬼の化身そのものでだった。」(抜粋)
もともと大の松坂慶子ファンであったので、いちもにも無く購入したのですが、よくあるような熟女写真集(やたらと薄物をまとっていたり、妙に無国籍風だったり、というような)だったら嫌だな、と危惧していました。<BR> でも、期待以上でした。<P> 「50にして脱ぐ」という事ばかり取り沙汰されているきらいがありますが、ボディーラインうんぬんというより、(もちろん、美しいです。「贅肉」が一切なく、ゴージャスという感じ)女優・松坂慶子の存在感を堪能できるものに仕上がっていると思います。<BR> 少々高めな値段設定ですが、ファンの方もそうでない方も、一見の価値はあると思います。<P> 完成された「女優」に甘んじない慶子サマに、拍手!!です。