病院経営者がひまに任せて片手間に数学研究をやっている先生かと思っていたのですが、子供の友達のお母さんから薦められて読んでみました。<BR>100パーセントその通りと感じた、あるページのコメント引用します。<P>「学力低下が声高に叫ばれる昨今、どうしても学力を小手先でとらえたり、ハウツー的に教授法を安直に求めようとする風潮のなか、本書に説かれる学習は、本来の算数・数学教育のあり方を模索するものである。さすがというか、やはりというか、東大の面々は遠回りなようでも、数的思考力の本道を説いている。指導者や親たちに、ぜひ読んで欲しい名著と思います。 」<BR>中学受験のオーソリティー、M教育研究所のM先生の後輩で、ちょっと変わった先生と聞いていましたが、世情に合った変容(変わり者?)<BR>我が子のためには秘密にしたいけど、この世の為にとの投稿です。
算数がテーマとなって書かれているが、各教科に通じる論理性訓練<BR>について理解ができた。<BR>国語と算数が一見相対関係にあるようだが実はルール(感じ・言葉や算数の記号)の違いこそあれ<BR>基礎体力としての論理(主に集合論)があることに共感した。<BR>国語ができる子(文の読める子・書ける子は算数もできるようになる。)<P>またその基礎体力養成のための導入についても共感が持てた。<BR>ここの子供の適正に応じたものが必要であり、画一的なものではないこともよく理解できた。<BR>子供好きの著者が本当に子供のことを考えて書かれた、そして受験力と学力を明確に区別して書かれたわかりやすい一冊だった。