研修医の心強い味方!<BR>絶対見落としてはいけないこと、これを知っていればできるヤツと思われるようなことを印象に残るように書いています(たとえば、~するな!~に強くなれ! など)。<BR>しかも箇条書きされているので、読んでて眠くなることはなく、スッと頭の中に入ってきます。<BR>この一冊だけであらゆる救急にOKというわけではありませんが、<P>これを読んでいるのといないのとでは差がぐんと広がると思います。<BR>学生のうちに読んでおけばクラークシップや初期研修で絶対役に立つと確信します。
この本を読んで最初に感じたことは、自分もこんな先生に教えてもらいたいという事だった。慢性腎不全の患者が昏睡で運ばれてきたときまず心電図を取る。この事は教科書には書いてない。しかし患者を助ける点において知っていなければならない重要な事柄である。そういったことをこの本は教えてくれる。道ばたで倒れている老人を見たとき医学生であるあなたはその人を助けることが出来ますか?出来ないというあなたや、もっとプライマリケアを学びたい人に最適。
この本の題では研修医と書かれていますが 決してそれは正しくなく 専門外の領域で陥りやすい間違い、見落としなどが簡潔にまとまっており自分の当直の際にはなくてはならない存在となっています まさしく野戦病院のような当直風景から導き出されたこのようなマニュアルの存在により多くの患者さんの命が助かり、防がれるべき悲惨な過誤、事故を防ぐことになるのではないでしょうか 第一版に続き第二版も購入させていただきましたが 今後のさらなる内容の充実、改訂を期待してやみません