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| 百年の愚行 ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY [普及版]
(
池澤 夏樹
アッバス・キアロスタミ
フリーマン・ダイソン
鄭 義
クロード・レヴィ=ストロース
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もし自分の体が地球ならば・・・<BR>自分の体の中にいるものによって。<BR>自らの体を破壊する人はいない。<BR>死を宣告された地球は死までなにを思うのか。<BR>地球を壊したのは祖先。<BR>地球を創るのは、今の僕たち。<BR>心へ届くものがこの本にはあります。 写真のチカラがこんなにすごいものだとは……ね。たった、数百分の一秒っていう瞬間が映し出されてるだけなのに。この本のなかに登場するのは、愚かな人間が起こした事柄、それとも人間が起こした愚かな事柄、人間そのものの存在が愚かなことなのでしょうか? 目を背けたくなるようなシーン、でもそれはすべて直視すべき現実。写真版「新約聖書」とも呼べるような強力な一冊です。 目をそむけてはならないと思いました。これから、私達はどう生きればよいか、というテ-マのヒントが 掲げてあると思います。ハ-ドな内容ですが、ご一読をお薦めいたします。
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