例文からいくと、1980年代中頃~90年代末に<BR>受験生だった世代を狙い撃ちしています。<BR>ネタとして買いましたが、「受験用単語帳」と謳ったもので、<BR>最後まで読んだのは初めてでした。<BR>絶対に企画の勝利と思います。<BR>でも内容は他のレビュアーが書いてあるとおり、まともです。<BR>派生語などきちんとフォローしてありますし、<P>基礎レベル単語は抜いてますので、意外とレベル高めです。<BR>とはいえ、「例文のために、この単語使ってるとしか思えない」<BR>(でも面白いからOK!)というモノも混じってますので、<BR>あくまでも「大きなお友達のための」単語集です。はい。<P>「知識をつけるため」の単語集が受験生向けとすれば、<BR>「無用の知識を確かめるため」の単語集が<P>この本と言えるでしょう。要は素人向けではありません。<BR>(例文で笑った回数の多さとオタク度の濃さは比例?)<P>個人的には”expect”の例文に星5個を謹呈します。<P>表紙だけで判断せずに、まずは例文を読んでみましょう。<BR>裏表紙に工夫がありますので、通勤電車でも読めます。<BR>(この表現をした時点で読者層が受験生でないことが・・・)<P>続編にも期待しましょう。
表紙が恥ずかしいとかいう声も聞きますが、むしろ逆転の発想でいきましょう。<BR>萌え表紙の本を開いていても、間違いなく勉強してるんですから堂々と萌えましょう。<P>「もえたん」は、なにしろ例文が抜群。標題の単語だけではなく、例文の単語まで覚えてしまいます。<P>causeの標題から、causal,sausalityといった派生語はもちろん、例文でconflict,interactiveといった単語まで頭にがんがん入ってきます。<BR>イディオムも例文の中にふんだんに盛り込まれているので、高校の参考書としてはとてもいいできです。<BR>だから、標題の単語が少ないことを気にする事はありません。3000語の単語集も使いこなせなければ唯の紙です。<P>索引がないのは確かにマイナスですけど、それも瑣細な問題に感じるほどです。自作索引を作れば、索引が出来るという目的の達成と、索引を作りながら単語も覚えられるという2度おいしい仕組みです。<P>一行コラムも充実しているので(本文?にある英単語の覚えかたに沿っています)、高校英語を総ざらいしたい人には御薦めです。<P>正直、私の現役の頃こういう本がなかったのが残念なくらいです。
現在高校1年生ですが用例に大爆笑しながら楽しく覚えられます。<BR>用例のネタ云々ですが、そもそもこれを手に取り読むのは<BR>ここに出てくるネタをある程度見ている人間だと思うので<BR>全然違和感無く覚えられると思います。<BR>用例は用例で正しいかどうかはともかく楽しいですしね。<P>正直、『萌える参考書シリーズ』として全教科に対応して欲しいとも思いました。<BR>まあ、オタク色に染まっている同世代の皆さんは買って損は無いと思います。