この本はとても読みやすく、すぐに読み終わりました。本をあまり読まない私でも。<P>私はママ初心者で、赤ちゃんを目の前にして何をしていいか解らず、これでいいものかと思っている時にこの本に出会いました。歌を歌ってあげようと思っても、あまり童謡を知らないし、絵本を読んであげてもすぐに飽きてしまうみたいだし。でもこの本に出ているような、読みや知識や算数をカードを使って教える事は出来そうです。少しづつ実践している最中ですが、カードを見せると目を見開き、手足をバタバタさせて喜びます。母親として自信が少し持てるようになりました。
ドーマン博士の本には、赤ちゃんに算数を教えると題したものと読みを<BR>教えると題したものがありますが、この本はそれらへの入門書的<BR>内容かと思います。この本の構成自体がもしかしたらドーマン博士<BR>の研究成果に基づいているのかもしれませんが、非常に<BR>読みやい本です。<P> 前半の2/3程度は、幼児教育の重要性、赤ちゃんの学習能力<P>の高さが脳の成長のデータ等と共に示されており、問題なのは<BR>赤ちゃんを取り巻く大人たちの偏見であることがいろいろな<BR>例で語られています。残りの後半で、カードを使った赤ちゃん<BR>の初期の教育方法が書かれています。<P> 用意する紙の大きさから始まり、1枚のカードを見せる<BR>時間は1秒以下など、内容はかなり具体的で、ドーマン博士<P>の教育法の!すところをある程度理解していらっしゃる方<BR>なら、いきなりこの後半から読むだけで、すぐにある程度の準備が<BR>できるものと思います。<P> 算数の学習法などは、お経のように九々を暗唱するとか、<BR>算数のドリルの問題を沢山解くことと思い込んでいらっしゃる<BR>方には少しショックかもしれません。
この本はとっても読みやすいし、子供の教育のために本当に役に立つと思います。お母さんであるこそ、この本は必見です。<P>本の最初の章ではこういう風に説明してあります。 生まれた子供がみんな同じ能力を持って、みんな天才で、お母さんまたは両親のせいで、この才能を滅ぼされた。<P>子供は0才から5才の間に脳にとって(発達の時期)、とっても大事な時期であって、子供の脳に何刺激をせずに、その時期を逃したら、子供の生まれつき天才さをなくせることになる。これは親の責任です。<P>この本のいい所は子供を教える事の楽しみや、子供を無理せずに、子供が自分からやりたい気持ちを大切にすることである。子供とお母さんの愛があふれるように、分かり合って、子供を尊敬し、子供の教育がどれだけ楽しめることを教えてくれる本です。お母さんの立場も本当にどういう風に大事な役割をしているかをこの本で強調されている。<P>とりあえず、読んでみて下さい。まだお母さんになっていない人にもお薦めです。見逃さないで。