私は卒論の為に勉強してみようかと購入しました。<BR>以前はテクニカル分析というのは、何かの公式みたいなものを覚えてそれによって算出するものかと思っていたのですが、全然違いました。<BR>まさにこれは囲碁です。<BR>チャートを見るにあたって、ルールがあり、そして攻略するための定石なるものが存在する。<P>定石どおりに石を並べているだけでは勝てない囲碁と一緒で、定石を覚えたらあとは、自分の腕しだいというわけです。<BR>ので、ゲーム感覚で出来るのではないでしょうか。<BR>囲碁や将棋など色々研究しながらやるゲームが好きな方で、株を始めてみようかなという方に、お勧めの一冊かもしれません。
本書は実際のチャ-トを商品、株式織り交ぜて、テクニカル分析と売買のポイントとなる箇所(買い参入するところ、売り参入するところ、手仕舞うところ)を例示してくれる。テクニカル分析や売買ポイントは真に主観的なものなので、自分ならどうする、つまり、自分ならこう分析するとか、自分ならここを売買のポイントとするなど、批判的に読むことが求められる。その意味で、本書は、演習書でもある。<BR>「Part1 基本的な分析ツ-ル」を読んで、参考にしながら、自分なりにチャ-トを用意して、トレンドラインをひきつつ、いろいろ研究してみるとといいだろう。 <P>大事な資金を投入する前には「Part2 トレ-ディングの問題」を読んで。資金を投入する前に、あんなに簡単明瞭に見えたチャ-トも実際に資金を投入し、自分で運用する段になると、迷いや恐れ、不安、希望といった予期しない心の動揺が観察眼を曇らせてしまうのだ。そのためにも、Part1で仕入れた知識を元にして、Part2を読みこなして見るとよい。<BR>本書の読み方を今後、トレ-ドを実際にやってみたい人の立場から書いてみた。実際のトレ-ダ-の考え方を参考にできるだろう。最後に繰り返すが、日足、週足を自分で用意して(銘柄は商品、為替、株式何でも)、本書のアイデアを確認してほしい。自分なりの発見ができるだろう。
この本でテクニカル分析を学び大きな損をせずにすみました。ありがとうございます。移動平均を徹底的に調べ上げすべての持ち株を売りました。シュワッガーのいうようにクロスオーバー移動平均の勝利です。これからも この本を丁寧に徹底的に読み、相場を調べ上げ、絶好の買い場を探したいと思います。