本書は、大きく2つのパートに分かれている。パート1は様々なジャンルを扱った約200語からなる英文が50個。パート2は農業・アメリカ研究・人類学・・・など33のジャンルに特有の単語が紹介されている。CDが2枚ついているが、パート1の英文が全て収録されている。<P>パート1は、最近よくある、英文の中で単語を覚える形式の単語集である。難化したリスニング問題の対策のためにも・・・とあるが、英文はそこそこ難しく、やはりリーディング問題レベルである。本書の目標とする所として「250点突破」とあるが、その言葉どおり、ある程度、英語力がある人がさらに語彙力と読解力を伸ばすために使用するのがよいと思う。パート2に関しては、(例文ではなく)単語に訳が添えてあるものでありCDによる音声もないので、音と例文で覚える私にはあまり向かなかった。
素晴しい教材だと思います。PART1にはTOEFLで出題されるであろうアカデミックな内容の50のパッセージがあり、リスニングとリーディングのトレーニングどちらも可能になっています。この50のパッセージを、しっかり理解する事で、最新のTOEFL傾向に即した学習が可能です。<P> PART2では約3800語の分野別の専門用語を習得でき、250点を突破するには充分過ぎる語彙を身につける事が出来ます。 <BR> ただ、音声を録音したCDが無いのが残念です。別売で、少し高くてもいいから、CDを出してくれる事を望みます。もし付いていたなら、英単語3800の次にこなすべき、より良い「2~3冊目用」の単語帳になっていたと思います。
まず、収録されている単語数が多いということと、250点突破というところに魅力を感じて購入したのですが、分野別に単語がしっかり分けられており、細かい配慮を感じました。自分では理系分野が苦手だと思っていたので、医学や天文学など、普段は避けて通りがちな分野を長文とともに頭に叩き込みました。何度やっても覚えられない単語もありますが、付箋を貼って、何回も見直すようにしています。レイアウトもとても見やすいので、お勧めです。