TOEFL文法書としては最も後発の本ゆえ、他所を参考にしたところが随所に見られる。が、残念なことに、あまりにも多くの文法項目を含めてしまおうとしたがために、この著者は、受験英語的な部分まで含んでしまい、現代TOEFLを逸脱した部分を大量に含めてしまったことが残念である。具体的は、except thatの解説、take offやturn downのような口語表現、本人は「まれに出題される」とのたまわれているが、実際に出題されることはない、doとhaveの目的語の違い、等々、挙げていくと切りがない。この本の約30%は、実際の試験には不要だろう。この本を100%信じてしまうのは、TOEFLで250点以下の人たちだろう。
私は学校の授業では英語は得意な方なのにtoeflでは点が取れませんでした。前回(この本を買う前)の点数は6-24。そして今回は10-28!!意味で考えるのではなく、「形」から攻めていく。この方法はかなりの時間短縮にもなりますし、語彙力がなくてもほとんど大丈夫なんです。これはかなりお勧めです!
Structureの解き方をそれぞれ印象的なコードで定着させようとする試みは古いようで実は新しい。読んでいると本当に著者の声が聞こえてくるような気がした。TOEFLを終えてGMATに移る人のSCへの基礎にも使えるような気がした。ただ、できれば≪やや難≫の問題をもう少し収録してほしかった。