決して勇猛果敢なアドベンチャラーにあらず。発作が起こるまま,どうってことない旅を重ねてるんだけど,なぜか,すちゃらかちゃっちゃっちゃの事態がわき起こる… そんな彼の旅の日常こそをかしけれ。<P> また,宮田氏は日本語のしかも,ありふれた日常語の使い回しがすごく巧みで,センス抜群。もしかして教養に裏打ちされてんのか? そんなこんなで一気に読ませます,脱力させます。読んで何を得するわけじゃないが,リラックスできること,この上なし。他に何か望むことある? (真に人を脱力させる文章って,肩を凝らせる文章より遙かに難しいものなのね)
ある時は発作をおこして遭難しかけた彼女のいない若い男性、<BR>またある時はいつのまにかジェットコースター評論家。<BR>実は将来の夢は「冒険家」・・・。<P>またまたタマキングパワー炸裂の爆笑エッセイ集。<P>大笑い必至。<BR>一度も笑わずにこの本を読み終えることができたら、<BR>拳を突き上げ、「エイドリアーン!」と叫んでもよいくらいの快挙(!?)です。<P>日常に疲れたあなた、<BR>インドでほどよく豪遊したいあなたにも、<BR>おすすめの一冊。<P>キーワードは、今回も全力でリラックス。