この本はドリル形式になっているのですが、これは正解です。何故かと言うと、本の説明を読みながら実際に自分で手を動かして感覚を掴む事によってベジェを綺麗に描けると同時に短期間で記憶の定着も図れるからだと思うからです。それと、ベジェ曲線のコツを見立て話で説明しているページは大変参考になりました。見立て話の説明を理解してからは、ベジェに対する考え方も変わりました。後半は、パスファインダーも使って作品を作りますが、作品を作りながらパスファインダーの使い方も覚えていく構成になっています。最後に、皆さんがこの本を購入されてベジェを学習されるのでしたら、自分が理解するまで何度も読み直す事をお勧めします。きっと、新たな発見があると思いますし、確実に記憶も定着します!。自分は、まだまだ覚えなくてはいけない事も沢山有り、初心者の域を脱していませんが、この本に出会え事に喜びを感じてます。
見よう見まねでイラストレーターを覚えてきた私にとって、最大の難関だったベジェ曲線。初めてペンツールをさわったときのショックから立ち直れずに、バージョン5.0の時代から何年間も、ペンツールは2点を取って直線を引くためだけに存在していました(笑)。<P>このままではいけないと思い立ったときに見つけたのがこの本です。タイトル通り、「ドリル」形式で簡単な操作から徐々に練習できるようになっています。サイトからダウンロードしたお手本を下敷きにして練習してゆきます。<BR>ベジェに尻込みしてしまった皆さん、この本で是非ご一緒にベジェを克服していきましょ!