知り合いが本を書いたというので買ってみた。<BR>著者の辻井さんとは何回か仕事でお付き合いいただいているので、読んでいると本のなかのしゃべりが音声付きでイメージできたりする。結構エグイ・・・。<P>私も多少営業をしており、日々いろいろな出来事に遭遇するが、仕事をしていて大切なのは、この本の中に書かれているようなことなのではないかと思う。これから社会に出て本気でビジネスをやろうと思っている人で、この本に書いてあることがたやすく想像できないような人は独立なんてしないほうがよいだろう。それでも独立したい人は10回くらい読んで、ノウハウとしてでなく、立ち居振る舞いとして身に付けるとよいと思う。
岩波の本なのに、硬いどころか目の前で話を聞いているような語り口の本です。<BR>「マニュアル」とありますが、独立を目指す人への「応援歌」として心強く読みました。<BR>独立のための理屈というより、人との付き合い方、事務所を持つメリットなどが本音ベースで書かれているので、特に若い人で独立心旺盛な人へお奨めですね。
岩波新書からコテコテの関西弁の本が出るとは!この手の内容で今までに無かったこの語り口調の本は、本でありながら講演を聴いているような錯覚を引き起こされます。時にはニヤリとさせられ、時には真剣に自分に問い掛けてしまう内容は、一気に最後までページを進めさせられてしまいました。独立を考えている人も、そうでない人も自分が本当に何をしたいのかをクリアにしてくれる一冊です。