うつ病の患者自身が読むと特に前半の部分は辛いことが多い。<BR>なぜなら、この本に書かれている状況で復職のステップアップできる<BR>企業は今の社会では限られた企業なのが現状だからです。<BR>企業の人事担当や労務管理者には是非読んでもらいたいのですが、患<BR>者自身が手にとって道が開けるとは思わない。
この世の中に数多くのうつ病関連の書籍があるが、どれも一般論に終始してしまっていて、実際にうつ病で休職を余儀なくされた人たちがどのように社会に復帰をしていったらよいかをアドバイスしているものがない。インターネットでも休職と復職ということについては、あまり記述をされている方が多くないようで、情報が圧倒的に不足しているのが現実である。<P>この"「うつ」からの社会復帰ガイド"はたぶんこの世で只一つのうつ病で休職を余儀なくされた人がどうやって社会人として復帰していくのかを述べている本であると思う。社会人として復帰するというアドバイスだけでなく、人生の意義についても問いかけをしているという点では、むしろうつ病の症状が軽くなって、社会人として復帰したときに極めて役に立つ本だと考える。<P>そういう意味では、うつ病で苦しんでいる人だけでなく、うつ病を克服した人たちにもお薦めしたい一冊である。
この本を読んで、やっと休職に踏み切ることが出来ました。<BR>私はうつ病の治療中です。<BR>休む事への罪悪感や戻っても居場所がないんじゃないかという不安感で<BR>ずっとずるずると休んだり行ったりと繰り返していましたが<BR>この本を読んで休養に専念する勇気を貰いました。<BR>自分の心身と、環境とのギャップに迷って決められずにいる方に<BR>ぜひ読んでいただきたいです。