TOEIC対策としてはこれ一冊しかやりませんでしたが十分でした。<P>この本で出題パターンや解法などの「コツ」(ここでは「ルール」と呼ばれている)を把握し、<BR>練習問題&模擬テスト(韓国時事英語社の質の良い問題がついてます)を解きました。<BR>あとはとにかく英語の文章を多読すること。これでバッチリです。<P>基本的な英語力があり、更に点数アップを狙う方、<BR>即効性を期待する方にもお勧めできます。<P>トリックや裏技だけで点数をあげることしか教えず<BR>まともな英語力がつかないTOEIC本がたくさんあります。<BR>その中でこの大戦略シリーズは、どれもよく研究・分析がされていて解説も丁寧です。<BR>点数に見合った英語の力がつくように工夫されていると思います。
海外赴任の終了に伴い、英語力の落ちない内に手っ取り早くTOEICの対策をできる本を探していた。<P>結論から述べると、時間配分や、「この問いでは選択肢を先に読め」といった高得点を挙げるためのコツが良くまとめられており、試験対策本としては合格点をあげられる。<P>しかし、内容や難易度に目を移すと、英語上級者を相手にするにはやや平易と感じる。本書は、「スキーマを活用せよ」とか「パラフレーズ(言い換え)はこう見抜け」といった問題攻略のテクニックを計23個紹介しているが、その多くが難関大学の受験参考書で見たことのあるものばかり。TOEICとしては難易度の高い問題を集めているが、それでも特にリーディングの演習問題は平易すぎるのではなかろうか。英語上級者を相手にするならば、すべて英語で本を書く程度の気合があってもよい。英語上級者には、若干の物足りなさがある本ではなかろうか。
すでに800点以上に到達している方には不必要と思われる簡単な問題ははじかれていますので、高得点者が本当に必要とする情報やテクニックだけを、試験の直前で頭に叩き込むことができます。貴重な時間をムダにせずにすみますよ。900点前後で伸び悩む方にもオススメします。使われているのが韓国の時事英語社のものということで、かなり本番に近い問題に触れることができると思います。