SF作家の瀬名秀明氏が、自らが書く上で参考になった一冊として、本書をあげています。<P>娯楽小説を書くときに重要なのは、「ストーリー」・「アクション」・「キャラクター」の三本柱だそうで、特に人物造形に関しては、<主人公の資質>・<人物の信憑性>・<行動動機>、と3章を割いてくわしく解説してあります。<P>リアリティーをもたせつつエンターティメントを繰り広げるためのテクニックと注意点を、こうすると読者はこう感じる、こうすると真実味が出る、と受け取る側からの視点で解説してあるので、いちいち納得できるように書かれてあります。<P>「多数の人に読まれなければ意味がない」とまで言い切る作者には、ヒット作を連発してきた自信が伺われます。<P>360ページ一気に読ませてくれます。
タイトルからしてお堅い文章が長々と続くのかなと思いきや、全くそんなことはなく、筆者が織り成す情熱的な文章に我を忘れて読み耽ってしまいました。 <P>読んでいる最中、自分が本当にベストセラー作家になったような感覚に陥りましたが、実際の自分は全然そんな事はなく、ただただニート兼学生の自堕落な生活を送る毎日です。 <P>この本を著したディーン・R. クーンツ氏は日本ではまだそれほど名が知れてない作家さんらしいです。 <BR>個人的にこの本がかなり面白かったので、彼の小説も読んでみようかと一瞬思いましたが、海外の書籍ってなんとなく読みにくいんですよね。 <BR>ですのでやっぱり読むのはやめとこうとたった今、思い直しました。
何冊かこの手の本を読みましたが、これが一番参考になりました。これを読んだ後ではめちゃくちゃだった文章もそれなりに小説らしくなったのです。値段も手頃。最初の一冊目は絶対にこれがお勧め