じゃあじゃあびりびり
(
まつい のりこ
)
赤ちゃんのころから、まさしく「びりびり」になるまで読みました。なんでこんなに「赤ちゃん」を惹きつけるんでしょうね?不思議な魅力の本です。<BR>病院の待合室や電車の中など、静かにして欲しい時は必ず持って行きました。<BR>持ち歩くのも、苦にならないサイズ。紙も厚紙なので、少し大きくなったら自分でめくるようになりました。<P>今、下の子にも読んでいますが、そろそろ買い換えた方がいいかも知れません(笑
噛んでも、舐めても破れない外観。<BR>右ページに絵、左ページに言葉のわかりやすいレイアウト。<BR>あかちゃんの大好きな擬音。<BR>親向けの絵本が多い中、はっきりとあかちゃん向けに作られています。<BR>何度も何度も読み聞かせています。
うちの子4歳が、「もうアタシは4歳のお姉ちゃんだし、赤ちゃんの本は読まないから、この本は、いとこの○○ちゃんにあげる」と言った。…だめだー、ダメなんだ、この本は誰にもあげられないんだよぉー。だって、これは、あなたのファーストブック。そして、お母さんの大切な大切な思い出が、いっぱい詰まった絵本なんだもん!「わんわんいるねー、いぬ、わんわんわん」とベビーカーに語りかけた昼下がり。「そうじきぶぃーんぶぃーん、ほらどいてどいてぇ~」と、ノズルで、ハイハイしたての我が子をつつきながら掃除した、忙しい朝。泣き止まない我が子を「あかちゃんあーんあん」とあやしながら、こっちまで泣きたくなってきた秋の夜長。ラッパのページで、我が子が「ぷっぷー」らしい言葉を発した時、うれしくてうれしくて、家族みんなに自慢した夕食時。一つ一つのフレーズが、私の心にも、そして多分あなたの心の奥底にも、大切な思い出として染み込んでいるのです。確かに、この絵本はホントに「かみびりびりびり」になっちゃったけど、でも、捨てられないし、誰にもあげられないのよ。何回でも、お母さん、あなたに、この絵本の思い出をお話してあげるからね。あなたが大きくなってもね。
じゃあじゃあびりびり
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 | 赤ちゃんは、言葉自体の持つ響きやリズムを楽しむ耳を持っているという。そんな赤ちゃんの興味を存分に満たし、モノの名前と音とその形とを結び付けてくれる1冊。 <p> 自動車は「ぶーぶーぶーぶー」。イヌは「わんわんわんわん」、水は「じゃあじゃあじゃあ」、紙は「びりびりびり」。この絵本の題名はこの水と紙の音だ。ほかにも赤ちゃんの回りにある音がこの絵本はあふれている。掃除機「ぶいーん ぶいーん ぶいーん」、踏み切り「かん かん かん かん」、赤ちゃん「あーん あーん あーん あーん」。 <p> イラストはカラフルで、極限まで無駄な線を省いたシンプルな切り絵。文字もイラストにあわせて配置されるなどの工夫がされている。14cm×14cmのミニサイズと赤ちゃんの小さな手にも程よい大きさ。しかもボードブック仕様なので少々乱暴に扱っても破れる心配もない。お出かけに持っていくにも便利な、赤ちゃんのための絵本である。(小山由絵) |
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