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| ごめんねともだち
(
内田 麟太郎
降矢 なな
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しょうもないことでけんかをして、とってもなかよしのともだちとあそべなくなったら。こどもにとって不幸のどん底。おとなでも同じです。そんなのわかってるよ!ほかにも、このテーマでかかれた本はたくさんあるよ!と反論があるかもしれませんが、老若男女をとわず、すなおに、ああそうだね、とかんじられるお話です。大好きな友だちをうしなわないためには、意地やプライドなんて、どうでもいいよね。 日本語の中で、ごめんねとありがとうって<P>とても思いやりと優しさを感じることばです。最初、タイトルが気に入って買ったのですが、とても暖かい内容でした。オオカミって多くの本では悪役だけど、キツネのことが大好きなのにごめんねの一言が言えなくて悩んでる姿は、読んでいて応援したくなります。キツネのファッションもかなりユニーク。読み終えて、ふたりとも良かったねって自分のことのように嬉しくなる。ごめんねの大切さが解るとみんなの笑顔も増えるかも? ごめんねがなかなかいえなくて、なかなか仲直りできないきつねとおおかみ。その様子によんでて、どこか心が痛むような。。。そんな経験、大人にもあるよね。
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