とにかく、ボードブックはハンディで頑丈なので外出のお供。1歳の子供にでもしっかり頁がめくれます。(頁が薄いと自分でめくる事が難しいようです)その上、この本は、動物の数だけでなく種類も楽しめるし、頁の一番下に描かれた列車で運ばれていく動物の数の変化や隠れキャラのようなねずみも何とも可愛い!最近の愛娘は、ねずみ探しばかり楽しんでます。
「はらぺこあおむし」が、愛娘に好評だったので、エリックさんの本で他にも何かないものか?と探し、結局この本に辿り着きました。<P>うちの娘は、数字を覚えるにはまだ時間が必要なようで、「いーち、さーん、ご...」といった調子です。しかし、そんな事より、どのページでもそれぞれの動物が様々な表情、仕草で、見る者を飽きさせまず、子供に夢を与えてくれる構成に大満足です。一見地味にも見えますが、ページをめくるたび楽しくなります。<P> ねずみさんが、さり気なく動物たちと話しているのも、憎い演出です。娘と勝手に「おサルさん、こんにちは」「ねずみさん、チッちゃいね」なんて遊んでいます。
もうすぐ1才半になる息子には指で指しながら「1、2、3 キリンが3頭。。。鳥が10羽」と数えながらページをめくって見せています。最初は反応がなかったのですが、今では指で動物を指して数えるようなしぐさをしてひとりで遊んでいる事もあります。色彩が鮮やかなので見ていて楽しいようです。<P>もう少し大きくなって数がわかるようになったらまた違う楽しみ方ができるようになると思います。ボードブックで丈夫なので小さい子供が乱暴に扱ってもこわれません。<P>長く愛用できる絵本だと思います。