はっぴぃさん みんなこんな本を読んできた はっぴぃさん
 
 
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はっぴぃさん ( 荒井 良二 )

いたたまれない気持ちになりました。<BR>純粋無垢な男の子と女の子のそれぞれの道行きが<BR>淡々と語られます。<BR>見た事もない「はっぴぃさん」にお願い事をするために。<BR>「はっぴぃさん」には会えなかったけれど<BR>山の上で二人は笑い合います。つかの間の平和な時。<BR>つかの間のこの時こそが「はっぴぃさん」そのものなのでしょう。<BR>そしてまた、戦車や瓦礫の中へ、帰って行きます。

大人は何故かなんでも理由を考えたくなる。<BR>日本の学校では太陽の色を赤と教えます。<BR>赤以外で太陽の絵を描くと先生は<BR>「何故太陽を赤で書かないの?」と注意する。<P>意味を探し出さないと「ホッ」としない日本人。<BR>この絵本は、頭ではなく心で感じることの出来る一冊でした。<P>何でもノロノロな僕は、実は何でも丁寧なんだ!<BR>いつも、あわてんぼうな私は、実は一生懸命なんだ!<P>文章も素敵ですが、書かれている絵を見るだけで、すべてを感じる事が出来、魂の黄色に暖かく包まれていきます。<P>理屈から開放され心で感じて欲しい一冊です。

読んだあとで、いろいろな問いかけが迫ってくる作品でした。<P>1なぜ、戦車や廃墟を描いたのか?<BR>2ふたりのねがいごとは何だったのか?<BR>3はっぴぃさんはどこにいるのか?<P>とりわけ1については、考えさせられました。<P>自然や町の風景にとけ込むように、さりげなく描かれている戦車。<BR>文章だけをとりだせば、ほのぼのとして心温まる話しだけに、<BR>絵に異質なものが描かれていることが心に引っかかりました。<P>しかし、これは我々の住む世界では、あたりまえに存在する<BR>光景になってしまっているのですね。

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はっぴぃさん&nbsp;&nbsp;&nbsp;『なぞなぞのたび』で1999年ボローニャ児童図書展賞、『森の絵本』で講談社出版文化賞絵本賞を受賞するなど多くの受賞歴をもち、広告や舞台美術などでも活躍する作者による1冊。<p> はやい あさです。ぼくは はっぴぃさんに あいにいきます。<br> でも はっぴぃさんには まだ あったことがありません。<br> はっぴぃさんは、山の上の大きな石の上に時々来て、困ったことや願いごとを聞いてくれるのだという。そしてまた、もうひとりの少女も、はっぴぃさんに会いに出かけていく。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;どこかの国の民族衣装を身につけた少年と少女。瓦礫(がれき)が落ち、戦車が行き交う街を抜けて、2人が山で願うことはとても可愛らしいものだ。のろのろの少年は、のろのろじゃなくなるように。あわてんぼうの少女は、あわてなくなるように。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;豊かな色彩と手書きの文字が暖かい印象を残し、欠点は見方を変えれば長所になるということを教えてくれる本書は、子どもだけでなく大人の心もほんわりとさせてくれる絵本である。(小山由絵)
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