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| 大どろぼうホッツェンプロッツ三たびあらわる
(
プロイスラー
中村 浩三
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大泥棒ホッツェンプロッツが刑を終え、真人間になろうと決めました。でも誰もその言葉を信用しません。ただ、過去に対決した少年ふたりだけがホッツェンプロッツの言葉を信じ、かくまい、助けてあげます。<BR>子どもの頃は1巻しか読む機会がなかったんですが、このような完結のしかたでとても良かったと思います。<BR>単行本と偕成社文庫、表紙が違います。こちらの文庫は、映画?児童劇?の1シーンです。当書の表紙はどういうわけか、1巻目の「かごから戻った途端」の様子です。 世紀の大どろぼうホッツェンプロッツが心を入れ替えて、真人間になる?!<BR>町中大混乱の中、果たして本当に真人間になれるのか・・・。<BR>大どろぼうシリーズは、この巻まで絶対読んでほしいです。今までの冒険の他に、人々の偏見や、正しい心のあり方がわかりやすく、楽しく書かれていると思います。<BR>小学校時代、ボロボロになるまで読み込んだ一冊です。
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