海の向こうの見知らぬ世界に人は憧れや夢や希望を抱くものだけど、本当に大切なものは足元の砂の一粒一粒…。人が人生をかけて探す「生きる意味」は、きっととてもシンプルなものなんだろう。あたりまえすぎて、なかなか気づけないそれを、アルケミストは旅を通して教えてくれた気がする。でもきっと、海の向こうを眺めることがなければ、足元の砂の一粒の大切さに気づくこともないのだろう。アルケミストの旅と気づきを参考に、自分自身の旅を続けてゆこうと思う。
そして昨夜もまた、『アルケミスト』をめくってしまいました。<P>この数年、いつもなぜか「そのとき」がやってくると、<BR>不思議と誰かに「『アルケミスト』って読んだ~?」などと問われてしまい、<BR>本棚から引っぱり出し、開かずにはいられません。<P>―「自分をしばっているのは、自分だけだった」<P>―「なぜ気づかなかったかというと、あまりにも慣れてしまっていたからだった」<P>…今回はそんな言葉たちが、ココロにぐさっと刺ささりました。<P>そんな風にして、<BR>めくるたびいつも表情を変えてゆき、<BR>そして、手に内に「ヒント」と残して去ってゆく、<BR>そんなステキな本なのです。
心にグッと重く響く言葉に出会います。その時の自分の環境や状態によって、その言葉がショックだったり、励ましだったりします。私は、この人生でいいのか?と考えさせられて、よし何か行動しよう!っと奮起もしましたが、この世の中何をやってもうまく行かない。と落ち込みもしました。<P>とにかく、心にグッとくる文章に驚くのです。それは、誰も教えてくれない<BR>導きなのかもしれないと思うのです。