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揺らぐ世界の調律師(1) ( 津守 時生 やまね あやの )

主人公である最高調律士と鍵の霊獣の旅物語です。主人公のダリルがとてもかわいくて、読んでいてがんばれと応援したくなってしまいました。やまねあやのさんのイラストと内容が調和してとっても面白かったです。

謡うことによって万物を安定させ、再構成する力を持つ〈調律師〉。<BR>その調律師のひとりである少年・ダリルは、父の旧友である香縁に〈最高調律師〉として認められた。そして父の死を機に、少年は霊獣探しの旅に出ることになる。<P>津守時生、久々の新シリーズです。<BR>今回は珍しく、主人公が少年。そして今までの津守作品ではいなかったであろう、素直ないい子です(笑)<P>津守時生といえば、やはり美形。<BR>ということで今回も出てきます。どこかずれた美形が(笑)<BR>そしてさらに、やまねあやのさんのイラストがすばらしい彩りをそえています。<P>一巻ということで、まだ世界観の説明やキャラクター紹介的な感が若干強いですが、これからどうなっていくのか、期待できそうな作品です。

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