外伝含めシリーズ7作目。<BR>話は「きっとマのつく陽が昇る」に続いています。<BR>これは本当に主人公の魔王ユーリに共感し、苦しくて苦しくて涙が出るかと思いました。<BR>シリーズではおなじみの細かいギャグは相変わらず健在、地球からなぜか一緒に飛ばされてきたロビンソン(偽名)ことムラケンも天然ボケという武器を駆使して盛り上げてくれます。<P>しかし、いなくなった名付け親(コンラッド)の行方がわからず、泣くに泣けないユーリ。<BR>あの「わがままプー」ヴォルフラムと女装趣味(いや任務のため?)のお庭番ヨザックが大活躍します。<BR>今までコンラート派だった方々が「ヴォルフラムも素敵ね」と思いなおしそうな話。
まるマシリーズでは、意外なシリアス展開!?と思っていましたが、彼らの友情・愛情には心打たれました!<BR>ギャグには毎度ながら笑わせられますが。(笑)<BR>喬林さんの文章には本当に感動させられ、たった一文一言に思わず涙が溢れました。<BR>陛下、三兄弟、王佐、ムラケンその他素敵キャラ!もう大好きで堪りません!<BR>涙、笑い、涙の一冊でした!
今回はお友達も一緒だから安心安心――ってなわけはない。<BR>ムラケンも一緒にスターツアーズで真魔国に来てしまいました。<BR>なのに、ムラケンはどうしてか順応してる! (理由は後ほどわかりますが)<P>ユーリの前世(?)も徐々に明らかになってくるし、コンラッドのその後も大変気になる一冊です。<P>また過保護な教育係ギュンターは大丈夫なのか? グウェンダルは毒女アニシナから逃れられるか? <BR>ヴォルフラムはどこに行った? と気になるところが満載!<P>また作中に散りばめられた固有名詞ギリギリのギャグは今が旬!<BR>今を逃したら笑えないものが多いかな。<P>とにかく、この本は翌朝の筋肉痛(腹筋)をお約束します!