切ない…やるせない、ジリジリする、ガリガリ(頭掻き毟って)…うわァ~!っと叫んで走り出したくなる。<P>次巻(とりあえず今回の話の完結篇、たぶん…ま、ちょと覚悟はしておけ)<BR>が出るまで封印(読まない)していたハズの…“禁じられた箱”を開けてしまったワタシ。<P>かなり激しい禁断症状を起こしております。<P>おもえば…BS2のアニメ(今日からマ王!)何気で見たのが第一歩!<BR>気づけば、原作買って、CD買ってDVD買って…<BR>たぶんコノ手の分野に免疫がなかったんですネエ、ワタシ。<BR>仕方ないか…!<P>ホンに憎たらしいサラレルギー(前巻めざせマのつく海の果て!)と出会う(なぜか露天風呂の)ところから読み始める。<P>何を企図してるのか??判らないコンラッドに泣かされるユーリ、ウウウウッ。<P>作者の喬林知ってヤツ。きっとサディストだ、間違いない!
さて、今回のお話は、ユーリの乗っている船では、あのコンラッドがユーリを・・・・。なーんて暗い展開ですが、まわりの人達は、そーでもないです。「海のおともだち号」では、あ、あのギーゼラが鬼軍曹になっちゃうし、ギュンターは、物凄い秘術を使っちゃいます。犠牲者は、・・・・ヴォルフラム!(笑)しかも、「海のおともだち号」の船内には、何とあいつまで居ます。大変だ・・・・。<BR>地球のほうでは、ムラケンが動きだします!私は、ムラケン大好きなので、出番があるかワクワクしてました。ユーリの兄ショーリと、地球産魔王ボブも出てきていい味出してます。<P>今回は、本編が短いかわりに、「マ王陛下の優雅な一日」という番外編がありました。かわいい、かわいいグレタがでてきます。ユーリの親バカぶりが具間見れます。こっちもギーゼラが鬼軍曹モードです。毒女アニシナも登場します。<BR>おすすめなのでぜひ読んでみてください!!
今回は「めざせマのつく海の果て!」の続きです。<BR>魔王ことユーリは、護衛役のヨザック、小シマロン王サラレギー、大シマロン使者コンラッドと共に、聖砂国へと航海を続ける。しかし、船の中で思いもよらぬ出来事がユーリを襲う。一方、ユーリとはぐれた我がままプーことヴォルフラムやギュンターたちは、ユーリの後を追うべく追跡隊を編成するが……。そしてもう一方、地球では帰らぬユーリを心配する人々が行動を開始する。<P>今回の見所は、「追跡隊」組でしょうか。ギュンターのイヤ過ぎる「秘術」もさることながら、ギュンターの養女ギーゼラの「鬼軍曹」っぷりがエラク大変なことになっております。ここまでくると一掃清々しいくらい。この二人を見れば「ああ、親子って血の繋がりだけではないんだな」としみじみ感じてしまいます。<BR>そして、もうひとつ、地球組。笑っちゃうくらい(笑っちゃいけないけど)いっぱいいっぱいなムラケンやら弟への愛が暴走気味な勝利さんやらが大活躍しております。<BR>本編の流れ(特にユーリのパート)がシリアスなため、全体的には「めざせマのつく海の果て!」よりはちょっとトーンダウンしたかな、という印象を受けました。が、ユーリのパートを抜いて考えると、そんなことはありませんでした。一部の人たちはパワーアップをしております。ので、「シリアスが苦手」という方にもオススメできると思います。<P>今回は、隨分と中途半端なところで物語は以下次巻となっております。ハラハラしてページをめくると「あれ?こんなところにムラケンズ?」という感じです。その代わりと言っては何ですが、今回は短編が収録されております。内容的には、ほのぼのとしたユーリとグレタの親子愛、が中心です。そして、周りではギーゼラやアニシナが、はたまた、ギュンターやコンラッド、そして珍虫が活躍しております。