私は普通以上に楽しめました。<BR>シャアを際立たせ、尚且つ連邦の新戦力のお披露目をする為には、<BR>ガルシアのようなキャラが必要だったのでしょう。<BR>ジャブロー戦も、別にこじんまりはしていなかったと思います。<BR>それと、アニメ版と安彦版では展開が異なります。<BR>私の予想では、カイの重要エピソードとして、ミハルの登場はあると思いますよ。<P>ただ一点、目をつぶりたくなる場面があります。<BR>それはカツ、レツ、キッカの大活躍。<BR>いくらなんでもあれはやりすぎでしょ・・・<BR>アニメ版はなんとか許せたんですが、リアリティー重視の安彦版では許せませんでした(苦笑
この両者の出番を削減した状態でジャブロー戦が決行されていました。<BR>ついでにゾックの戦闘シーンや、カイの「徹底的にジオンを叩くぜ(うろ覚え)」<BR>と言うセリフが排除されていたりと、原作との相違点が結構あったので物足りなさを感じてしまいました。<BR>しかし、スレッガーがジム小隊を組んで出撃するシーンは結構レアだったな。
~待ってました!遂に「赤い彗星」復活です。<P>あのスレッガーも早々に出撃!それもジム1小隊を率いて、ジャブロー内部になだれ込むザクを蹴散らしてくたりします。そんなジム部隊を「連邦の白い悪魔(ガンダム)」と勘違いして「狼狽し逃げ惑うザクの群れ」の描写など、アニメ版にはない「小技」が随所に効いています。<BR>更に8巻全体を通して、あのちびっ~~子三人組の大暴走とガルシア司令の躁状態とが相まって、「え?ジャブロー戦ってこんなんだっけ?」というくらい「THE~~ ORIGIN振りてんこ盛り」です。ズゴックのデザインの「大改修」(きっと商品化されるんでしょうね)やアムロとシャアが再び激突する「あのシーン」にも変更点が加わっていますから、ガンダム・ファンはやはり「必読」でしょう。<BR>賛否分かれるかもしれませんが、いやはや「アッパレ!!」ってとこです。<P>個人的には「ベルファスト:カイとミハルの悲恋」のエ~~ピソードが削除されたてしまい寂しいですね(カイのキャラ構成上重要なくだりなのですが。というわけで、星1つ減です)。<P>さぁ、そして戦場は、ニュータイプ達の出会いと悲劇が待つ宇宙(そら)へ。~