機動戦士ガンダムSEED DESTINY THE EDGE (2) みんなこんな本を読んできた 機動戦士ガンダムSEED DESTINY THE EDGE (2)
 
 
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機動戦士ガンダムSEED DESTINY THE EDGE (2) ( 矢立 肇 富野 由悠季 久織 ちまき )

アスラン視点で描くSEED DESTINY物語の第二巻目。<P>とにかく、皆さんがおっしゃっている通り美麗です。<BR>キャラだけでなくMSも上手く描いていらっしゃいますので<BR>画質としては申し分ありません。<P>また(一巻目と違って)オリジナルなシーンも要所要所で描かれていて<BR>それが実に楽しいですし、ミーア関係で、慌てたり困ったりしてる<BR>アスランは、描写のコマが小さくても笑いを誘ってくれます。<P>内容としては、<BR>アスランがカガリの元を離れ、デュランダルと直接話をするため<BR>プラントへ赴くものの、説得されザフトに復帰するところから<BR>ディオキアにてミーア慰問コンサートの後にデュランダルから<BR>「ロゴス」について話を受けるところまでです。<BR>(その後、ハイネとの絡みもありますが、これはオリジナルな<BR>シーンです。見逃せません)<P>第二巻では、イザークやディアッカ、そしてハイネという<BR>恰好良い方々も出てきますし、シンの怒ったり、むくれたり、<BR>笑ったりの百面相も見れますから、ファンの方々は是非読まれて<BR>下さい。あと、ミーアもかなり可愛い感じに扱ってもらっています。<P>でも、何よりも特筆すべきは<BR>スペシャルに加えられた「カガリの結婚式」の短編です。<BR>カガリが、アスランのことを想いながらも<BR>ユウナとの結婚を承諾せざるえなかった辛い状況にあったところから<BR>キラが結婚式会場から彼女を助け、そしてやっとカガリが<BR>「前向きに状況を捕らえていこう」と立ち直るまでのことが描かれています。<BR>内容的にはほぼテレビと同じですが、テレビよりもずっと<BR>細やかな心理状態が美しく描かれています<BR>(最後のシーンで、カガリが立ち直っていく表現はオリジナル)。<BR>とにかく、カガリの心理も表情もすごく素敵に描かれています。<P>私はもう何度も読み直していますが、読み飽きません。

絵が綺麗。<BR>それは皆さんの仰るとおり。まんまSEED DESTINY絵ではなく作者色が加わっているのでとても好印象です。自分らしく他作品を書くにはある一定以上の技術が必要であるにもかかわらず、ここまでの評価を得られることはそれだけで賞賛。別漫画のように事務的ではなく、ただクオリィティが下がるような物にならないよう真剣に期待します。<BR>ついつい、別作品で久織 ちまきの名に目をとめてしまいます。漫画は初でしたっけ?それでも、そうでなくても見事。<P>ストーリーはアスラン視点と言うこともあり本編とかぶる点は致し方ないかな、と。ただそんな中でも「新しい何かを」描こうとする姿勢が読んでいてひしひし伝わります。<BR>今後の話になりますがシュミレーターでのアスラン、シンのやりとりはニヤッとさせられます。そしてセイバー撃破でのアスランは熱い。ただ「一言」と苦手と仰るメカ描写にも関わらずの迫力ある見開き絵はお見事でした。<BR>魅力的なキャラクターをより魅力的に。<BR>そんなシンプルな仕事を120%でこなす THE EDGE に注目です。

憂愁の美青年戦士アスラン・ザラを中心に据えた企画の漫画。2巻。<BR>とはいえ、本編でも“第3の主人公”みたいなもんだから、ストーリー展開に大きな独自性は殆どない。内容も、アスランの心情にぐぐっと迫り、それを前面にだしての綿密な構成になることはなく、基本本編に毛を生やしたのみの「やや浅め」感は否めない。まあ、1巻に比べては徐々に「深み」が増してきているとおもうのだけど。<P> それでも★4つの評価はひとえに“久織ちまき”という漫画家(イラストレーター)の画力/画質に対してだ。表紙を開いた扉のカラーイラスト・目次ページのイラストがなんといっても美麗で良い。1巻でもそうだが、2巻でも、アスランやシンらの表情や人物と“セイバー”の絵の構図・色あい等がガンダムシードディスティ二ーの混迷な雰囲気をよく表していると思う。本作そのものよりも、このカラーページみたさに今後も購買してしまうだろう。 <P> それにしても、アスラン・ザラはキャラクター的にいろんな意味「新種」の存在だな。美男で強く賢いが、真面目で迷いが多く頑固者でもあるといった、今までにいるようでいなかった不思議(掴みづらい?)な人格の御仁だからだ。ディスティニーそのものの話し(TVアニメ)は、ついぞこのキャラクターをしっかり活かすことなく(他のキャラもそうだが)、意味不明な終わり方をしてしまい、駄作のレッテルをはられても反論の余地がないほどに情けない結果になってしまった。 <BR> この漫画は本編を踏襲しつつ、独自の道を進んでくれると、「ディスティニー」という“企画全体”に対してまだ救いがあるかもなあ。

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