この歩き革命という本は、著者の理論を最も効果的に実践できる手法である。ゆる、身体意識ときて「歩き」にたどり着いた進化の過程はすばらしいのひとこと。この本を読むときには「身体意識を鍛える」をセットで読むことを奨める。<P>デューク更家氏のウォーキングダイエットも著者と立脚点が近い。著者はゆるめることによる神経系の動き、デューク氏は使わない筋・膜を積極的に動かすというもの。どちらも負荷の少ない歩きに基本を置いており、歩きの重要性をいまさらながらに教えてくれる。<BR>小山氏の初動負荷理論なども同様である。
「歩き方なんか革命してどうすんのよ?」タイトルを見ただけだと、そう思ってしまいますよね。でも、しっかり読んでみるとわかることですが、理想的な歩き方ができるということは、理想的な身体づかいができているということ。理想的な身体使いができるということは、理想的な心づかいが、できるということ。つまり、歩き方に磨きをかけることによって、人生を変えようというメチャメチャすごい本なんです。歩き方から人生・・飛躍しすぎてるように思われるかもしれませんが、この本を読んでいただければ納得していただけるかと思います。この本には彼独自のユニークかつ効果的かつ肩の力の抜けたトレーニング法がたくさん紹介されていて、とても実践的なものとなっています。彼のメソッドの集大成と言ってもいいと思います。これを読んで練習すれば、「カッタリ~」と思いながら歩いていたあなたも、いつか歩くこと自体が最高の楽しみとなる日が来るでしょう。どうですか。これだけでも、だいぶ人生変わるとおもいませんか?身体の素晴らしさに、感謝しながら、健康的な心身をGETできる究極の一冊だと思います。是非!読んでみてください。