昔電子ブロックを持っていたり、また最近復刻版を買った人は多いと思う。買っ(てもらっ)たはいいけど、電子ブロック単体では「回路の基礎となる原理」の説明が最小限すぎて分かりにくかったりする。 <P>そこで、この本の登場となる。小学校高学年ぐらいなら普通に読めるので、実際に手を動かしながら読むには最適の本。 <BR>かつてよく分からなかった回路も、この本でその動作原理を見直してみてはどうだろうか。
普段家でゲームばかりしている我が子が何とかならないか悩みの<BR>種だった。<P>ちょっと無謀かと思ったが、小学校3年生の我が子に買って与えた。<BR>あちこち漢字が読めないことはさほど気にならないようで、何度も<BR>読みふけっていた。<P>さて、夏休み。自由研究を選ぶ段になってそんな我が子が突然、<BR>「ラジオを工作する!」<P>と宣言してびっくり。といっても、電子ブロックを学校に提出する<BR>わけにはいかない。いっしょに半田ごてや部品を買いに行った<BR>はいいが、電子のことなどさっぱりわからぬ親はあせりまくった。<P>小3の子が半田ごてを握っているのはちょっぴり怖かったが、親の<BR>必死の援助(勉強)の甲斐もあって、ラジオも完成。小3の我が子が、この本<P>を読んでから大きく見えるようになち?。また、楽しい夏休みをす<BR>ごすことができたのがうれしい。<P>我が子の好奇心はまだ尽きていない。さて次は・・・。
興味があったので、今までいろいろな電気の本を読んだ。簡単な図解で分かりやすく見える本も何冊も買ったが、実際にはさっぱり分からなかった。しかしこの本は、中学の理科さえも理解できていない私にも、とても簡潔でわかりやすい。これならば読んでいるうちに、電子回路が理解できる気がしてきた。<P> 「電子ブロック」は実は、20数年前、友人がもっていて、ずっと欲しかったこともあったが、「あの玩具は難しから分からないよ」と親にいわれていたから諦めていた。この本があるならば、電子ブロックも分かるかもしれない。そう思って、電子ブロックも買ってしまった。<P> そして、実際に電子ブロックを組み、この本の解説を読むと、「そ、そうなのか・・・!」と毎回感動するではないか。回路の中身分かるということは、こんなにも素晴らしいことだったとは、驚きを隠せない。なぜ、こんな本が今まで無かったんだ!<P>「電子蛍、電子ビックリ箱、新型エレクトリックガン、周波数可変型メトロノーム、電子ねこ」といった新回路もとてもたのしい。組んでみて非常に驚いた。こんなことまで電子ブロックできるのか・・・と。<BR> <P> この感動は、数十年ぶりのものだ。まだ小さい我が子には、数年したら、新品のこの本と「電子ブロック」をセットで買い与えてやることに今から決めている。唯一、苦言をいえば、子供が読むことも考慮して、ひらかなをふって欲しかったということだ。