マンドリルの鮮やかな顔も、シマウマのお腹のしまも、キリンの首の標本も分かりやすい写真で紹介されています。<P>巻頭には「動物の世界」と題して、狩りの仕方(絵)・親子の姿・飛ぶ姿・素晴らしい知恵(以上写真)が載っており、特に、『モグラのミミズの食べ方』や『尻尾を日除け代わりに使うリス』の写真は大人でも面白いです。<P>巻末は「動物の情報館」になっていて、野生動物の観察の仕方や、ペットの簡単な飼育法などの他に、『絶滅動物園』の項目が興味深いです。マンモスなどの太古の動物と、近年人間によって絶滅に追いやられた数種や絶滅危惧種が紹介されています。幼い子供には難しいでしょうが、これは、知る必要のある大切なことだと感じます。未確認動物という、子供にも興味がわくものと一緒に紹介されているのも、幼心を長年掴んでいる学研らしい手法だなと感じました。<P>非常に丁寧に作られた動物図鑑だと感じました。
今度、小学校に入る娘のために購入しましたが、<BR>とても見やすい図鑑で、娘も大喜びです。<BR>これからも、このシリーズを集めたいと思います。
ブックトークで「ニホンザル」をする時、越冬による野生化と混血で問題となっている近縁種の台湾ザルとアカゲザルの姿はおさえておくべきだろうと、図書館を探しました。結果、かろうじて両方が載っている図鑑は、これだけでした。他の図鑑もネット検索も、どちらか一方の写真かイラストしか載ってませんでした。来年の干支で「サル」がにわか流行りすると思われますので、参考までに。