宮部みゆきさんのファンなので、児童向けの文庫?はて?とは思いましたが(笑)試しに買って読んでみて結果オーライでした。<BR>普段の作風とは確かに異なっていて逆にそれも新鮮だったし、でも言葉の端はしに彼女のらしい表現がたくさんあって、純粋に楽しめた作品でした。<P>双子のイラストもかわいくて、癒し癒しとうたわれるご時世を反映しているが如く、心が癒された超お勧め作品ですね。<P>もちろん子供ばかりでなく、大人でも、うーんと考えさせられることもあり、読書が苦手な人でも最後まで楽しめるのではないでしょうか。<P>この本をきっかけに読書の秋にトライしてみてはいかが?<BR>日常からの現実逃避に誰よりも宮部みゆき作品は、はまります(爆笑)
まず、設定がおもしろい。<BR>こんなところがありそうだなと、読みながら、情景が浮かんできます。思わず笑ってしまえるようなところが、いくつもあります。<BR>憎めない性格の泥棒家業の主人公、若くして中学生のおとうさんにされてしまって。テレビドラマにもなりそうな楽しい話です。<BR>でも、宮部さんのこと。<BR>いつ、どんでん返しがあるのではないかと、最後まで、気のぬけない緊張感もあって、一気に読んでしまいました。<BR>読んだあと、ほんわかとした気持ちになれます。
泥棒と双子の兄弟のやり取りがほのぼのとしていて、読み終わったあと心が温かくなります。