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| わが子に教える作文教室
(
清水 義範
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数時間で一気に読み切ってしまいました。自分の子どもと照らし合わせながら、「国語力」の重要性を改めて感じます。こんな考えで、子どもと文章を練っていくといいだろうなあというヒントが随所に表されています。 親も教師もこのくらいのところから始めてみよう。<BR>これまでにも「作文教室」で子どもへの作文指導について新鮮な提言をしてきた著者の新刊。おもしろいです。この本を書いている著者自身が楽しんでいるのが伝わってくる。<BR>「文学的センスのことは子供に対してあまりうるさく言わない方がいいと私は思う。まずはちゃんと文章を書けるように指導すればいいのだ」<BR>という著者の言葉に引っかかった人は是非読んでみましょう。<BR>ほぼ全編、楽しく読み進められるのですが、清水氏は最近、本業の小説よりもこっちの方が面白いのでは、と危機感を感じています。
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