クビシメロマンチスト―人間失格・零崎人識 みんなこんな本を読んできた クビシメロマンチスト―人間失格・零崎人識
 
 
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クビシメロマンチスト―人間失格・零崎人識 ( 西尾 維新 )

 自分は読書経験は非常に浅いどこにでもいるただの高校生だ。そしてこの小説を読んで衝撃を受けた。いままで読んできた小説(といっても大半がいわゆるライトノベルだが)とは面白さが桁違いだった。<P> 最近あり溢れている萌え要素、日常を描きながらもズレている壊れた世界、基本的な部分が欠落している主人公、正常じゃないキャラクター、自分にとってはあまり関係ないミステリ要素(これが最重要な方もいますか)、明かされない謎もありますが考えれば簡単だし(あくまでも仮説に過ぎない)。そういった要素が絡まって衝撃に繋がった。<P> 本当に小説という形式の作品に対してここまでの感情を抱いたのは初めてだった。ガキが何言ってやがると思ってくださって結構です。現在、自分にとってこの作品!極点である。

面白いですよ。<BR>読者をも騙す主人公。<BR>あまり動機のわからない殺人。<BR>↑(でもこれはこれで、ある意味リアルだと思えるところもある)<BR>主人公の闇とその深さが垣間見える。<BR>戯言遣いと一般人が交わればこういった結果になるという<BR>一つの答えがここにある気がした。<BR>面白いことに間違いは無いので、一巻を読んだ人は<BR>読むべきでしょう。<P>ただ、まだ読んでいない人にこれだけは言わなくてはならない。<BR>本の表紙に「新青春エンタ」と書かれた<BR>帯が巻かれているかもしれない。<BR>だが正直いってこの本は「青春エンターテインメント」<BR>とは違う。絶対違うと思う。<BR>どちらかと言えばサイコホラーに近い気がする。

いーちゃんとその周囲の人々。そして、次々と起こる事件。<BR>ハッキリ言って、かなり独特な世界観だし、キャラクターもかなり個性的な人々であるのだが、それでも読む手が止まらない、というのは著者の巧さに他ならないだろう。小難しい戯言続きが頻繁に出てくる割に、全く苦にならずに読めるところは賞賛したい。<P>が、ミステリとして見ると、とにかくオチが・・・。著者自身、完全なる「ミステリ」として書いてはいないのだろうが、それにしても・・・。叙述トリックのような作品はいくつか読んでいるが、ここまでアンフェアな形であったのは初めてだ。他はとても良いと思うのに、オチの部分で一気に興ざめしてしまった。

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